水タバコは合法なの?
シーシャとは、日本では「水タバコ」と呼ばれるものです。
紙巻きタバコの何倍もの煙をモクモクとふかし見慣れない瓶とホースで何かを吸っている。
そんなビジュアルから、水タバコ/シーシャを怪しいものだと思い、日本の法律に触れていないか、という心配をされる方もいらっしゃいます。
概要
水パイプという喫煙具を使用する喫煙方法。火皿で燃えたたばこの煙を水にくぐらせ、ろ過された煙を喫煙します。煙が水を通ることで冷やされ、やわらかい味わいになります。
また、おそらくマンガや映画の影響で、水タバコ/シーシャはアンダーグラウンドな物というイメージをお持ちの方もおられます。
実際のところ、日本の法律上では水タバコ/シーシャは合法と言えるのでしょうか?
こちらについてはご安心ください。
もちろん、水タバコ/シーシャは日本でも合法です!
法律上はパイプタバコに準拠しており小売販売許可を得た上での営業は、何ら問題がございません。
また、水タバコ/シーシャのフレーバーについても、主にドバイ産の高級水タバコフレーバーを、法律に則った正規ルートにて輸入しているお店は多いと思います。
ただ、水タバコもタバコには違いなく、法令で定められた決まり上、どこのお店も入場の際には、みなさまに年齢のわかるもののご提示をお願いしています。
海外では、18歳からOK、あるいは年齢制限そのものが無いこともありますが、日本の法律に準拠して、日本のお店では二十歳未満の方は入場をお断りしています。
またシーシャ(水タバコ)のについて更に詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているので、読むとより深く楽しめるかもしれません。
発祥
中近東で発明されたと言われる水たばこは、その後インド北部や中国、東南アジアの一部に伝わりました。現在でもトルコなど中近東のイスラム圏では、人々がコーヒーハウスやチャイハネ(喫茶店)で水パイプをくゆらす光景が見られます。近年では日本での認知度も高まっています。
シーシャは別名「水タバコ」と呼ばれる喫煙具の一種です。
タバコ葉に果実や香料を混ぜ入れるため、紙巻きタバコ等と比べると甘い香りやフルーティーな香りでタバコ感が無いですが、タバコ葉を使用しているためニコチンやタールが含まれています。
フレーバーは数百種類存在し、1回で1時間から3時間と長時間楽しめるのも1つの特徴となっています。
シーシャに年齢制限はある?
日本国内ではシーシャは20歳から
シーシャに使用されている水パイプ本体は日本国内では喫煙器具扱いとなっています。
日本の法律上、未成年者の喫煙具所持・使用自体違法とされていますので、20歳以上でないとシーシャの使用はできません。
また、シーシャを提供しているお店は『喫煙目的店』とされており、健康増進法により20歳未満の立ち入りを禁止しています。
そのため20歳未満の方はシーシャを使用することはもちろん、シーシャ専門店への立ち入り自体法律で禁止されています。
ニコチンフリーなら未成年でも喫煙可能?
シーシャにはデクラウドというノンニコチンフレーバーがあり、フルーツや自然原料で製造されるためニコチンが入っていない製品もあります。
しかし、先ほどにも述べたように、シーシャのパイプ自体がタバコ製品とされているため、ニコチンフリーであっても未成年の使用は法律で禁止されています。
ニコチンフリーのフレーバーでも20歳を超えてから楽しむようにしましょう。
シーシャは違法なのか
海外ドラマや映画で吸っている姿を見てシーシャを「違法」と感じる方も多々見られると思います。
店内は異国の雰囲気で煙で充満していますし、お客さんも皆さんリラックスしきった雰囲気が何とも怪しさを感じますよね。
ですが、シーシャ(水タバコ)自体全く違法性はありません。
シーシャは法律上、パイプ葉タバコに準拠しており、小売販売許可を得た上での営業は何も問題無く安心してシーシャを楽しむことができます。
店内の雰囲気も併せてシーシャを楽しんでみてください。
シーシャに含まれるニコチン量
フレーバーの種類によってニコチンの量は変化しますが、紙巻タバコなどと比べるとニコチンやタールの量は少ないとされています。
水タバコであるシーシャはその仕組み上、水がフィルターとなり吸収するニコチン量は紙タバコと比較して軽減されています。
とはいえ、ニコチンが含まれていることには代わりないですし、タバコと比較して吸いやすい喫煙具ですので吸い過ぎるとニコチン中毒の恐れもあります。
喫煙時には定期的に休憩を挟むようにして楽しみましょう。
シーシャは自宅でも楽しめる?
シーシャは様々なフレーバーが楽しめたり、紙タバコとは違った満足感があると思いますが、カフェやバーに行かないとなかなか楽しむことができません。もちろんその特別感がシーシャを味わい深くするスパイスの一つでもあるのですが、自宅でも気軽に吸えたらいいのにと感じる方もいるでしょう。
シーシャは準備や後始末・炭の温度等が非常に手間なためそもそも個人での使用はあまりおすすめできません。
しかし、手間を気にしないのであれば自宅でもシーシャを楽しむこと自体は可能です。
ここからは自宅で楽しめるシーシャについて見ていきます。
家庭用コンパクトシーシャ
家庭用に作られた非常にコンパクトなシーシャであれば自宅でもシーシャを使用することが可能です。
最近ではコンパクトなシーシャで提供している店舗も増えています。
構造自体は同じため、自分で炭やタバコ葉・フレーバーを用意する手間がかかりますし、お店で吸うよりも容量が小さくなっているため喫煙時間は短めです。
また、煙量も多いため自宅で吸う場合には換気についても十分な注意が必要となります。
家庭でも本格的にシーシャを楽しみたい!という玄人向けです。
自宅で楽しめる電子シーシャ
最近ではもっと気軽に自宅でシーシャを楽しめるように、電子シーシャという商品も販売されています。
通常のシーシャは、水を蒸かすために炭が必要になりますが、電子シーシャは名前の通り電気熱でリキッドを水蒸気化させるため、炭が必要ありません。
また、こちらではタバコ葉ではなく電子タバコ用のリキッドが使用されます。
電気の熱で煙を発生させる基本的な構造は電子タバコやVAPEと同じような仕組みになっています。
ニコチン・タール抜きで吸いたい、タバコ葉を使用したくないという場合や、好みのフレーバーを気軽に吸いたいという方におすすめです。
ポケットシーシャはノンニコチン・ノンタールでも楽しめる
ポケットシーシャは、タバコ葉や炭を使用せず電子タバコリキッドを使用して楽しみます。
この電子タバコ用リキッドは薬事法の観点から日本国内ではノンニコチンの製品しか販売されていません。
その為、ノンニコチン・ノンタールで楽しむことができるようになっておりシーシャよりも健康被害も少なく、非喫煙者でも楽しむことが可能です。
ポケットシーシャは未成年でも使用可能…?
日本国内で購入できるポケットシーシャは薬事法の観点からニコチン・タールの入っていない製品です。
また、電子タバコでもあるため法律上は未成年でも使用可と解釈することが可能です。
しかしながらシーシャは喫煙具の名称であるためポケットシーシャも未成年不可と解釈もできる微妙な立ち位置となっています。
そもそもポケットシーシャは【大人向けの嗜好品】として展開されているので未成年者の使用は適していません。
電子タバコを販売する業者の多くは未成年者の購入を禁止している為、例えニコチンが入っていなくても使用は控えるようにしましょう。
手軽にチルするなら電子シーシャ(電子タバコ)がおすすめ!
最後に電子シーシャ(電子タバコ)の中でも調べると色々な種類があります。
色々な種類、フレーバーを試してみて自分に合った持ち運びシーシャをみつけましょう。
是非お試しください♪