今じわじわと人気が広がっているCBDグミ。
CBDとは『カンナビジオール』の略称で、大麻草から抽出される成分で、リラックス効果やストレス緩和などの効果があると言われています。
CBDについて詳しく知りたいという方はこちらの記事で詳しく解説しています。
実際に、ドンキホーテなどの店舗でもCBDコーナーが設置されていたりレジ横にもCBDグッズが置かれていたりとCBD関連の製品がたくさん販売されています。
最近では、そんなCBDの成分を配合した「CBDグミ」が続々と商品化されています。
グミを食べるだけで、CBDを手軽に美味しく摂取できることから人気の「CBDグミ」ですが、中には効果がないという噂もあります。
今回はCBDグミの効果について詳しく説明していきます。
CBDグミは効果がない?
CBDグミを食べたが、実際に効果を感じなかった・何も起こらなかったという方も多いのではないのでしょうか。
実際に筆者もCBDグミを食べて、いまいち効果を実感できなかったことがあります。
CBDグミを食べて効果が出ないという場合は以下の原因が考えられます。
CBD含有量が少ない
現在CBDグミは多様なメーカー・種類が販売されています。
グミの種類によってもCBDの含有量は異なり、中にはCBD含有量が非常に少ないCBDグミも存在します。
含有量が少ないといくら食べても効果を感じないということがあります。
効果が出る含有量の目安は個人差がありますのでご自身に合う含有量のCBDグミを探してみてください。
摂取のタイミング
効果がでない原因のひとつとしてCBDグミを摂取するタイミングの問題の可能性も考えられます。
CBDは、空腹だと効果があまり得られないというデータもあり、空腹時にCBDグミを摂取すると効果がいまいち発揮されないというケースがあります。
また、CBDは油分に溶けやすい性質のため、油分(脂質)と一緒に摂取する事で効果を得られやすい、という実験結果も出ています。
このことからCBDグミを摂取するタイミングとしては、「空腹時を避けて」「油分のあるものを食べたあと」をおすすめします。
体質
CBDの効果がないと感じる場合、その人自身の体質の問題という可能性があります。
人間には「エンドカンナビノイド」というシステムがあり、これは気分やホルモン、痛みの感じ方、ストレスなどといった様々なものを調整するのに重要な役割を持っています。
CBDはこのエンドカンナビノイドシステムをサポートする効果があると言われていますが、人によっては、CBDと似たような効果を示す内因性のカンナビノイドを自身の体内で自然に作っている場合があります。
アメリカ人の20%の人がCBDに似た内因性カンナビノイドを身体の中で生産しているという研究結果もあるようです。
このような人はCBDを摂取しなくても、もともと体内に作られている内因性カンナビノイドがCBDと同じような作用をしてくれるため、CBDを取り入れたとしてもあまり効果を感じない傾向にあります。
CBDグミで効果を感じないと思う方はグミ以外のCBD製品を試すなど、グミの問題なのか、そもそもCBDが効きにくい体質なのかを確認してみるとよいかもしれません。
オレンジ由来のCBDグミ
CBDには麻由来だけでなくオレンジ由来のCBDも販売されています。
麻由来のCBDもオレンジ由来のCBDも同じ構造式を持つ同じものではありますが、オレンジ由来のCBDと麻由来のCBDの効果を比較する研究はまだ十分ではありません。
よって、オレンジ由来のCBDが麻由来と同じ効果を示す保証はないとも言えます。
オレンジ由来のCBDよりも麻由来のCBDの方が、CBDと相乗効果を引き起こすCBDA(カンナビゲノール酸)やテルペンなどの物質も多く含まれているため、より高い効果が期待できると言われています。
麻由来のCBDとオレンジ由来のCBDはどちらも同じで安全性に変わりはなく、厚生労働省でも認められている合法の成分なので、CBDグミの成分がオレンジ由来だった場合は、麻由来の成分で製造されたCBDグミを試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はCBDグミの効果がない場合についての解説を行いました。
実際に筆者も最初にCBDグミを食べた際は効果を感じなかったのですが、「高濃度」と書かれた1個あたり25mg含有のCBDグミを食べたときは眠くなるなどの効果を得られたため、「高濃度」などの表記があるグミを選ぶことをおすすめします。
CBDグミだけでもたくさんの種類が販売されているので、1回だけで判断せず色々試してみてください。
実際にCBDグミを食べたときの記事はこちらで紹介しておりますのでこちらもぜひ参考にしていただければと思います。