紙タバコの値上がりや喫煙できる場所が少なくなったことで喫煙者の肩身が狭くなる一方で、電子タバコや使い捨てのモバイルシーシャなど手軽に楽しめる商品の需要が高まっている傾向があります。
理由の一つに紙タバコは禁止でも電子タバコであれば喫煙可能な場所が増えているという背景があります。
中でも女性人気も高い「モバイルシーシャ」は多くの種類が販売されている注目の商品です。
そもそもモバイルシーシャとは何なのか、ナゼ女性にも人気が出ているのか･･･
今回は電子タバコと使い捨てモバイルシーシャの違いと人気の理由をご紹介します。
使い捨てモバイルシーシャと電子タバコ(加熱式タバコ)は何が違うの？
モバイルシーシャと電子タバコはとても似ていますが、その仕組みには大きな違いがあります。
ニコチン、タールが含まれていない
モバイルシーシャと電子タバコの最も大きな違いは“ニコチン”と“タール”が含まれているかという部分です。
電子タバコは、本体に内蔵されたバッテリーによって専用のタバコ(葉)やリキッドを加熱することによって、タバコを吸うことができます。
メジャーな電子タバコは紙タバコに比べて、匂いや煙が少ない分
健康被害もないように思えますが、紙タバコほどではないと言ってもニコチンやタールは含まれています。
そのため、従来の紙タバコ同様に害のあるものです。
ニコチンは血管収縮作用があり、血液の流れが悪くなり、動脈硬化の促進や心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患のリスクが高まるものです。
またタールには発がん性物質が含まれており、タバコ＝ガンのリスクという代名詞ともいえます。
対してモバイルシーシャは、タバコの葉を使用することなく専用のリキッドを電気で加熱し、フレーバーの付いた水蒸気を発生させているものです。
モバイルシーシャの人気な理由はやはりこのニコチン、タール0という部分でしょう。
ほどよく楽しむためにもモバイルシーシャを購入する際はニコチンとタールを含んでいない事はチェックするようにしましょう！
本体以外を購入する必要がない
電子タバコは本体以外にタバコの葉を専用に加工した別売りの専用タバコスティックやリキッドがなければ楽しむことができません。
また使用後に本体を充電する必要もあります。
充電がなくなるまでは使用できるタイプもありますが、数本吸う度に充電する必要があるものや都度充電しなくてはならないものもあります。
それに対してモバイルシーシャは本体に内蔵バッテリーとフレーバーリキッドが含まれているので、充電の必要がなく水蒸気が発生しなくなるまで楽しみたい時に好きなだけ楽しむことができます。
手入れをしなくていい
電子タバコは本体に専用のタバコスティックやリキッドを差し込んで加熱するので、使用後には本体内部にタバコの葉が残ってしまう場合やリキッドで汚れている場合があります。
そのため、頻繁且つ定期的に本体のお手入れをしなければいけません。
ですが、モバイルシーシャは使い捨てなのでお手入れをする手間もなく楽しむことができます。
使い捨てのため、使い切ったらまた新しいものを使用するので清潔感も保てます。
まとめ
電子タバコとモバイルシーシャの違いは体への害やメンテナンスといった部分に加えて、出費も抑えられるという点で大きく違いがある事をおわかりいただけたのではないでしょうか。
またモバイルシーシャの中には光るものなど、デザイン性も高く
匂い移りなども気にする必要もないため女性人気も高まっています。
好きな香りを楽しめて、かわいいデザインであればファッションアイテムとしても良いかもしれません。
たばこ税の増税など健康志向の高まりを考えても、世界的にニコチンタールを含まないモバイルシーシャの人気は必然といえます。
みなさんもおしゃれで良い香りのモバイルシーシを一度試してみてはいかがでしょうか。
