そもそもシーシャって何？
シーシャとは、豊富な種類の中から選んだフレーバーとタバコの葉を使っていぶした煙を、専用の「水パイプ」という器具を使って吸う大人のための嗜好品です。器具内の水に煙を一旦くぐらせるため、紙タバコに比べるとやわらかい味わいになります。
タバコのような味わいとともに、様々なフレーバーを加えて楽しむことができるため、新たなタバコの楽しみ方として注目されています。かつては「水タバコ」という呼び方が一般的でしたが、シーシャというエキゾティックでおしゃれな呼び名も、現在の流行を後押しした一因と言えるでしょう。
シーシャは専門店である「シーシャバー」以外にも、一部のカフェや居酒屋などで楽しむことができます。
携帯シーシャとは？
携帯シーシャ（水タバコ）とは、ノンニコチン・ノンタールでタバコ独特の臭いも気にならず、なおかつフレーバーを手軽に楽しむことができる、手のひらサイズのシーシャ（水タバコ）のことを指します。煙ではなく、香り付きの水蒸気が出るという仕様が特徴で、通常のシーシャ（水タバコ）のように様々なフレーバーが用意されており、いつでもどこでもシーシャ気分を楽しむことができる最近話題の人気商品です。
近年、紙タバコは価格が上昇し、規制が強化されたことで喫煙場所が少なくなっています。また、紙タバコには依存性の強いニコチンや発がん性物質であるタール、酸欠状態を引き起こす一酸化炭素などの有害物質が多く含まれているため、受動喫煙による被害も深刻です。そこで、紙タバコに代わる喫煙具としても注目されているのが携帯シーシャ（水タバコ）です。
万が一、紙タバコを指定された喫煙場所以外で吸ったことによって第三者に受動喫煙の被害が及んだ場合、受動喫煙防止対策(改正健康増進法)違反となり、最大50万円の罰金となります。
しかし、携帯シーシャ（水タバコ）はタバコ葉を燃焼させて吸う喫煙具ではないため、改正健康増進法などの規制対象外となっています。このように取り締まりが強化されている状況において、ノンニコチン・ノンタールで健康面へのリスクが抑えられた携帯シーシャ（水タバコ）は、お手軽にフレーバーと水蒸気を楽しむことができる画期的な商品となっています。
まとめ
最近話題の携帯シーシャ（水タバコ）について、基礎知識を中心にお伝えしてきました。誰でも手軽にシーシャ（水タバコ）を吸っている感覚を味わうことができる反面、愛煙家の皆様には物足りないと感じることがあるかもしれません。状況によっては便利なものになっているため、一度試してみてはいかがでしょうか。
