豪快な煙量と、特徴的な見た目が異国情緒あふれる「シーシャ」。
「水タバコ」とも呼ばれ、日本でも専門店が増えています。以前はアンダーカルチャーな印象も強かったシーシャですが、最近では飲食店での取り扱いも増えてきて、若者を中心にその文化が広まりつつあります。
持ち運びできるものも流行ってきて、街中で「シーシャ」、「水タバコ」の文字を見かける機会も増えてきましたが、興味はあるけれど試したことはない、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、「チル」の代名詞としても親しまれている「シーシャ」について解説します。
シーシャについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください!
シーシャは合法?ニコチンは含まれているの?
インパクトのある見た目から「シーシャは合法なの?」と疑問を抱かれることもしばしばありますが、ご安心を。 シーシャは法律上「パイプタバコ」に準拠しており、日本でも合法です。
ただし、「タバコの一種」である以上、20歳未満の喫煙は法律で禁止されています。 シーシャ専門店では年齢確認を行う必要があるため、来店の際には年齢のわかる公的証明書を持参しましょう。
シーシャは、紙巻たばこと比べて煙が吸いやすいため、ニコチンやタールなどの有害物質が含まれていないと誤解されることもあります。 タバコ葉の製造過程や、煙が水を通る中でニコチン量が軽減されているのは事実ですが、タバコの煙であることに変わりはありません。
そのため、少量ではありますがニコチンやタールが含まれています。 妊娠中、授乳中の方は喫煙を控え、そうでない方もシーシャの吸いすぎには注意しましょう。
中には、タバコ葉の代用品から作られたニコチンゼロ・タールゼロのフレーバーもありますので、健康面が気になるけど「タバコ気分だけでも味わいたい!」という方は、是非お試しください。
どんな仕組みで煙が出るの?原理と使用方法
シーシャはタバコ葉とシロップを炭で熱して煙を出し、その煙を一度水に通します。
こうすることによって、ニコチンとタールが水に溶けだし、ろ過されます。
さらに、水を通ることによって煙は冷やされ、煙が凝縮するので、なめらかで軽くなります。
以上のように、紙たばことの違いは、フィルターを介しているか、水を介しているかです。
煙は水を介した方がろ過されやすく、冷えるという特徴が出ます。
ろ過された煙はまろやかな口当たりになり、その煙をパイプから伸びたホースで吸い込みます。
紙巻たばこのように、肺まで吸い込むかどうかはお好みで。 煙を吐き出す時は勢いを付けず、口を大きく開けてゆったりとくゆらすのが、風味を味わうコツです。
まとめ
今回は、シーシャの原理や使い方を解説させていただきました。
持ち運びができてニコチン・タールの入ってないものもあるので、気になっているけど専門店に行く勇気が出ないという方や、禁煙したい喫煙者の方はこの記事を参考に始めて見るのはいかがでしょうか?