大人気ゲームVALORANTでもマップの名称になっているフーカー(フッカー)ですが、何のことか知らずに呼んでいる方も多いと思います。
本記事ではフーカーとは何か、フーカーについて解説いたします。
結論から言うと、フーカーは水タバコのことを指し、シーシャとも呼ばれています。
VALORANTではアルファテストでバインドのBウィンドウにフーカーが置いてあったことが由来だそうです。
フーカーとは
フーカー(水たばこ)は、水パイプという喫煙具を使用した喫煙方法です。中近東で開発され、インドや中国・東南アジアの一部に伝わり、現在もトルコなどの中近東のイスラム圏では人々が水パイプをくゆらせる光景が多く見られています。火皿で燃やすたばこの煙を水にくぐらせ、ろ過された煙を喫煙します。煙が水を通ることで冷やされ、通常のたばことは異なるマイルドな味わいとなります。
フーカーの元となるたばこは、刻んだ煙草の葉に香料や糖蜜などを加えた、半ペースト状。香料にはフルーツや花、スパイスなど様々なものがあり、甘い香りと味わいが特徴で、たばこの匂いが苦手な方や女性などにもオススメです。また、1回の燃焼時間が約1時間と長いことも通常のたばこと違うところ。ゆったりと水たばこの煙をくゆらせ、様々な香りに包まれながら会話やお酒を楽しめることも、フーカーの魅力です。
水タバコ地域による呼び方の違い
シーシャ
エジプト、北アフリカで用いられる名称。ペルシア語で「ガラス」を意味する言葉です。
フッカー(フーカー)
インドやパキスタンで主に用いられる名称。語源はアラビア語で「小さめの箱、容器」を意味するようです。水タバコのボトルを買うお店では、パイプのことをフーカーと呼ばれることが多いようです。
水パイプ・水タバコ
機能や形状から、英語では「water pipe」などと呼ばれています。日本においても「水煙管」(みずきせる)などと呼ばれることもあるようです。
ハブル・バブル
主に英語圏で用いられる名称のようですが、「hubbly bubbly」と呼ばれる、フーカーを吸ったときに水がぶくぶくとなる音に由来した、少し可愛い名称もありました。
このように、地域でも名称が違ってきますが、どの表現も同じものを指しています。もし海外旅行に行ってフーカーを嗜む機会があれば、ぜひ現地での名称の違いを調べて見てください。