テレビ番組などで警察ものをみていると必ずと言っていいほど紹介される違法薬物や大麻所持或いは使用容疑の逮捕シーンですが、そもそも何故所持している事や使用していることが見ただけでわかってしまうのか。
近年大麻から抽出されるCBDがスーパーフードや美容製品として注目されていますが、原材料である大麻は日本では使用はもちろん、所持しているだけでも違法であり逮捕されてしまう違法なものです。
今回は違法大麻の危険性と使用した人の主な特徴をご紹介します。
大麻が違法薬物とされている主な要因と副作用、効果について
日本では一般的に大麻は所持しても使用しても違法であり、逮捕されてしまいますが中には医療用大麻というものもあります。
日本では古くから麻酔などで用いられてきました。飽くまでもこれらは国から許可をされた機関のみが許可された目的のためだけに使用することのできるものです。
しかし医療を目的としない違法大麻を使用すると多幸感をもたらし、所謂“ハイ”な状態になります。
違法とされている要因は大麻草の中にあるTHCという成分が与える作用が主です。
近年注目されているCBDは大麻草の良い部分で、THCは悪い部分というとわかりやすいかもしれません。
大麻の効果は摂取量や調合度合によって違いもありますが、大量に摂取すると何時間も恐ろしい幻覚状態に陥る場合や現実と幻覚の違いがわからず錯乱状態に陥る場合もあります。
使用した直後は多幸感など気持ちの良い時間が訪れますが、その後は倦怠感などがあります。また使用し続けることで脳に多くの不具合を引き起こします。
記憶力の低下や知覚的変化、人格の変容、呼吸器疾患、統合失調症などさまざまな代償が伴います。
大麻を吸っている人の10の特徴
大麻は多幸感をもたらすと同時に効果が切れると倦怠感などさまざまな副作用があることはご紹介させていただきましたが
効果が表れている、使用した人の特徴とはどうなのか?
主な特徴をご紹介します。
挙動不審
大麻を吸っている人は明らかに挙動不審で、ソワソワとしていることが多く、周りからすれば何もないのに怯えているようにビクビクしている。または常に何かを気にしているような状態になりやすいです。
イライラしがち
大麻には依存性があり、効果が切れてくるとイライラしやすくなると言われています。
効果がきれてくると離脱症状の不快感から、とてもイライラしやすくなるようです。
寝ると起きない
大麻は医療の範囲で睡眠障害に使われることもあります。使用するとノンレム睡眠という深い眠りにつきやすくなり、なかなか起きない状態になります。
目が赤く充血し、虚ろ
大麻を使用した特徴は目が虚ろになります。血圧が低下し、毛細血管が拡張するため
毛細血管が見えやすい目元は充血しとてもわかりやすいです。
甘い香りがする
大麻は独特な甘い香りがします。大麻を吸うときなどに体や衣類に匂いがつくことがあり、警察などはこの独特な匂いで気付くということも多いです。
その匂いを知る人であれば、わかる程度にはわかりやすい匂いです。
同じ話を繰り返す
大麻の使用で記憶力の低下が起こることに触れましたが、記憶力の低下や認知機能に影響を及ぼし何度も同じ話を繰り返してしまうのも大麻を使用した、または常習している人の特徴です。
被害妄想が激しい
大麻を吸うと幻覚や幻聴が起こる場合がありますが、脳に作用し何も起きていないのに襲われるかもしれない…悪口を言われているに違いない…など被害妄想により錯乱する場合もあります。
よくニヤニヤしている
一人で特に何もしていないのにニヤニヤしているなど、明らかに普通ではないほどニヤニヤしているのも大麻使用者の特徴です。
テンションの浮き沈みが激しい
大麻の使用によりハイな状態で、いきなり笑い出す場合や普通のことに異常にはしゃぐなどのテンションの高さを見せたかと思えば、大麻の効果が切れると倦怠感などから突然静かになるなどテンションの浮き沈みがとても激しくなります。
異常に水分や食事を摂る
大麻を吸うと口内や喉の渇きを感じやすくなり、水分摂取量が異常に増えます。
食事に関しても大麻には食欲増進作用があるため、大麻を吸うことで普段以上にたくさんご飯を食べるというのも特徴です。
まとめ
大麻を使用すると百害あって一利なしということは一目瞭然です。
これだけ特徴があるので、見つからなければ…なんて考えはなくして、絶対にやらない事が一番です。
日本では所持するだけでも逮捕されてしまい、人生そのものに影響が及びます。
ストレスや孤独感などを感じても大麻など違法薬物には絶対に手を出さず、別の方法で解消しましょう。