リラックス効果やストレス緩和効果、さまざまなメリットをもたらすと有名なCBD。
CBDとは、CannaBiDiol(カンナビジオール)の略称で、植物の麻(大麻草)から抽出される成分のことを指します。
CBDについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
最近ではCBDを配合したオイルやリキッドが多数販売されており、グミなどの食べ物に配合して販売されていたり、シーシャ(水タバコ)のフレーバーに垂らして吸うという楽しみ方もメジャーになってきています。
実際に、全国各地のシーシャ(水タバコ)店ではCBDメニューを置くお店が急増していたり、モバイルシーシャといって持ち運び可能なタイプのシーシャにCBDリキッドを充填することで手軽にCBDシーシャが楽しめる、というような製品も多数販売されています。
しかし、CBDは大麻草抽出成分でもあるため、一部では危険性や身体への影響など心配の声もあがっています。
CBDシーシャは手軽に楽しめる分、身体への影響が気になる方も多いかと思いますので、今回はCBDシーシャで起こる副作用などについて詳しく解説していきます。
CBDシーシャに副作用はある?
現段階でCBDの副作用とされている症状としては、食欲の変化、下痢や口渇、強い眠気などが一例として挙げられています。
しかし、用量を守っている限り健康に深刻な被害を与えるほどの重症例は報告されていません。
CBDシーシャに関しても重大な副作用の報告はないとされていますが、初めてシーシャ(水タバコ)を吸う方や慣れていない方などはシーシャ自体により酸素不足(酸欠)で頭がくらくらしたりすることもあるので、試す際は少しずつ吸ってみることをおすすめします。
CBDシーシャでの大きな副作用は考えられにくいものの、個人差や体調などにもよりますので、不安な方はあらかじめかかりつけ医に相談するなどしてください。
また、中にはCBDと謳い、違法な成分が混入されているという事例も確認されているようですので、CBDシーシャを試す、あるいは購入しようとしている方はお店や製品の内容・販売元をしっかりと確認した上で楽しんでいただければと思います。
CBDシーシャの身体への影響は?
CBDは、大麻草から抽出されたといっても、WHO(世界保健機関)で安全性が認められています。
WHOは2017年にCBDについて”CBDは非常に安全で、幅広い容量で忍容性が良好である”との報告をしています。
なぜCBDは危険性がないのか?と疑問を持つ方も多いと思いますが、CBDについては大麻の症状とされている幻覚作用などを引き起こす成分が含まれていないからです。
大麻に危険性があるとされているのは、大麻に含まれる有害成分、THC(テトラヒドロカンナビノール) というものです。
THCは劇的な精神活性作用 (キマる、ハイになるなどと言われるような状態) があることからマリファナの原料にもなっており、日本を含む多くの国で規制対象とされています。
一方で、大麻草の種子や成熟した茎から抽出されるCBDはそうした危険性や作用がなく、規制の対象外となり、むしろCBDは身体へ良い効果をもたらすとも言われています。
CBDシーシャのメリット
CBDとシーシャ(水タバコ)にはいずれもリラックス効果があると言われています。
ゆっくりと美味しい煙をゆっくりと吸って吐き出すというシーシャと、摂取することでストレス緩和やリラックス効果のあるCBDを組み合わせたCBDシーシャは、リラックス効果の相乗効果が生まれ、より質の高い癒しを体験したり、チルすることができます。
美味しくかつリラックスができるという点で、日々の疲れやストレス発散には最適のアイテムと言えます。
まとめ
今回はCBDシーシャが起こす副作用や身体への影響について解説を行いました。
きちんと基準をクリアしているCBDで、かつ用量を守っている限り健康に深刻な被害を与えるほどの重症例は報告されていませんので、気になる方はCBDメニューがあるシーシャ店に足を運んだり、モバイルタイプのシーシャでCBDシーシャを試してみてはいかがでしょうか。