CBDオイルは、濃度よりも含有量
人は果汁100%などの大きく見える数字に惹かれるものだと思います。
CBDオイルも、高濃度であればあるほど使用時の実感も得られるように感じますが、最適解は濃度よりも含有量(絶対量)です。
分母である総量を含めて、わかりやすく比較してみます。
・α商品:総量20ml、CBD濃度10%(含有量2ml)
・β商品:総量60ml、CBD濃度5%(含有量3ml)
消費期間が同じなら、ご覧の通り、濃度が低いβ商品の方が身体に多く摂取されます。
このことから、絶対量だけを見ればいいというわけではなく、容量が同じ場合だと濃度が高い方が当然いいので、値段と濃度と絶対量すべて見た方がいいというわけですね。
高濃度のものに違法性はないの?
特に高濃度のものに違法性はありませんが、個人輸入したCBD商品は麻薬成分であるTHCが含まれていた場合のみ違法になってしまいますので、販売元には注意しましょう。
CBDを大量に摂取しても大丈夫?
多くのCBDを摂取するにあたり考慮しておくべきポイントを2点ご紹介します。
1点目として、CBDの過剰摂取によって口渇、めまい、強い眠気などの副作用が出る可能性もあるという事です。
CBDは、ドラッグストアでも簡単に購入できるような薬と比較しても副作用が出るリスクは少なく、副作用が出たとしても軽度であり簡単に対処可能な副作用であるため、安全性は非常に高いです。
しかし、CBDオイルを一本丸ごと飲み干す・CBDグミを一箱一気に食べてしまうような過剰摂取は避けましょう。そのようなことがなければ、副作用は過剰に心配する必要はないでしょう。
また、摂取時の注意点として、マウスを使った実験によると、CBDの過剰摂取が肝臓に悪影響を及ぼすというデータがあります。
ただし、このデータが出た時に用いられたCBDはかなりの高用量であり、マウスとヒトを比較して算出したヒトに推奨されるCBDの最大用量と同等の量 (20mg/kg) 以上になります。つまり、50kgの人間に換算したら一度に1,000mgのCBDを摂取したこととなります。
日常生活においてCBDオイルなどを使用する際に、ここまでの高用量を摂取することはほとんどありません。
なお、別の報告では1,500mgという高用量を投与しても、人体に悪影響はないと言われています。
そのため、CBDによる肝臓への悪影響についてはそこまで気にする必要はありませんが、それでも同じ哺乳類であるマウスでそのような結果が出ていることは、看過できない事実でしょう。実際に何か異常を感じた方は、医師に相談する様にしましょう。
また、CBDオイルを購入する時には、その製品の品質や安全性を確認することも大切です。
購入前に、第三者機関の検査結果の有無や公表されている内容、製品のパッケージの成分表をしっかり確認するようにしましょう。
まとめ
・高濃度のCBDではなく含有量を見る。
・違法性はないが、個人輸入の場合は販売元に気を付けよう。
・CBDは大量に摂取しても人体に影響はないデータも出ているが、副作用の報告もあるため程々にしよう。
今回はCBDの摂取による安全性や、濃度や含有量による違法性はないかなどを解説させていただきましたが、如何だったでしょうか。
この記事を参考に是非高濃度や絶対量の多いCBD商品を試してみてください。